徳島県吉野川市にあるのどかな村、美郷(みさと)。
ゲンジボタルが多く生息する地としても知られていますが、ここは梅の名産地です。
そして近年、その梅を使った梅酒づくりが活発になり、日本初の『梅酒特区』に認定されています。
梅酒酒蔵はいくつかありますが、今回は美郷で一番初めにできた酒蔵『東野リキュール製造場』に行ってきました!
山を流れる川沿いにその酒蔵はあります。
迎えてくれたのは笑顔の素敵な東野ご夫妻です。
まず案内されたのは、酒蔵の中ではなく梅の農園。
とんでもなく広いこの農園には、数え切れないほどの梅の木が。
キレイな梅の実がたくさんなっています!
すると、突然、木から梅の実を取ってそのままかじる東野さん。
「えっ、何やってんだ?」と一瞬思いましたが、東野さん曰く「そのまま食べて今年の梅の出来を知ることが、美味しい梅酒づくりの第一歩」だそう。
私も初めて生の梅を食べましたが、超酸っぱい。
※生の青梅は、大量には食べちゃいけないようですので、注意してください。
こちらの農園で収穫された梅を洗って、少し干して、24時間以内には瓶の中で漬け込んでしまいます。
東野さんの梅酒づくりは、収穫から漬け込むまでのスピード感が大切とのことで、採れたてのフレッシュな梅により、梅の味が生かされたキレの良いお酒になるのです。
今年の漬け込みはまだでしたが、蔵の中には昨年漬け込んだ梅酒が所狭しと並びます。
蔵に入れば、梅酒独特の良〜い香り。 梅酒好きの私にはタマリマセン…!
蔵のすぐ横には、梅酒の直売所。
香り豊かで酸味を抑えた『白竜峡(はくりゅうきょう)』、日本酒好きの男性にオススメなキレのある『高越山(こうつざん)』、赤紫蘇でオシャレなピンクに色付いた『紅竜峡(こうりゅうきょう)』の3種が購入できます。
直売所まで来れば、蔵見学はもちろん、各梅酒を好きなだけ試飲させてくれます。
梅酒特区の美郷が誇る美味しい梅酒、ぜひ味わってみてください!
東野リキュール製造場
所在地/徳島県吉野川市美郷字川俣5-5
電話/0883-43-2216
P/あり
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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