岡山県には50を超える酒蔵があり、酒蔵数の多さはなんと全国で10位以内に入っています。
岡山は温暖な気候で日照時間が長く、豊かな水に恵まれた米どころだからです。
岡山県倉敷市から海岸線沿いに車で約40分西へ走ると、漁港らしい町並みがみえてきます。
瀬戸内海沿いの港町、岡山県寄島町にある『嘉美心酒造』を訪れてみました。
酒蔵からはこんな美しい景色を眺めることが出来ます。
嘉美心酒造の特徴は、旨口の酒。
米の香りと旨みのある酒は、甘口とは一線を画した上品な深みがあり、飲み続けても飽きない味わいがあります。
思わず何杯でもお代わりをしてしまう、そんなお酒です。
透き通る様な爽快感と、お米を噛めば噛むほどに感じる深い旨み!
この特徴的な美味しさの理由が、蔵の中にぎっしり詰まっていました。
造りを行う蔵では、エアシューターで送る空気そのものを綺麗にしている工夫がとても画期的でした。
また、夏場でも清酒が15度以下に管理される全蔵冷房設備など。
フレッシュな酒がいつも出荷されています。
女性に大人気という、ワインの様な味わいの低アルコール日本酒『木陰の魚』。
お米から出来たとは思えないフルーティ感にびっくりしました!
新たな試みでいつもお客様を感嘆させています。
味わいにも表れていますが、伝統と革新がバランスよく共存しているなぁと感じる素敵な蔵でした。
蔵見学後は、蔵人さんのお話を聴きながら試飲が楽しめますよ。
酒蔵見学の後は、海辺のお散歩もおすすめです。
浅口市の観光名所、海に浮かぶ『三ツ山』を見学してみてください。
◆嘉美心酒造株式会社
住所:岡山県浅口市寄島町7500-2
電話:0865-54-3101
※蔵見学に関しては、希望日の3営業日前にお電話もしくはMAILにてお問合せ下さい。
瀬戸内Finderフォトライター/江崎誠・菅波葉子(㈱Rainbow Sake)
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この記事を取材したフォトライター
Rainbow Sake
菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.com
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