徳島の伝統産業のひとつ『藍染め』。
その深く鮮やかな色合いは「JAPAN BLUE」と呼ばれ、世界にも広く知られています。
藍色はまたの名を「勝色(かちいろ)」とも言い、サッカーの日本代表ユニフォームなどにも採用されている縁起の良い色。
そんな藍染めのことを学ぶことができ、藍染め体験もできる施設が徳島県板野郡藍住町にある『藍の館(あいのやかた)』です。
今回の取材では、藍染め体験にチャレンジ!
とりあえず受付にて、染める前の真っ白なハンカチを購入。
他、バンダナやストールなども販売していますが、染める物は自分で持ち込んでもOKです。
Tシャツやジーンズなど、染められる物ならなんでもありだそうです!
家にある色褪せた古いジーンズを持って来ればよかった…、と後悔しながら施設の奥へと進むと、ありました藍染め体験場!
館長から藍染めの説明を受け、まずはどんな模様に染めるのかを決めます。
そして、決めた模様に染まるようにハンカチを包みます。
今回はこんな感じ!
そして、それを手に持ち藍染めの染料の中にドボン!
1分程で引き上げ、形を整えてもう一度染料の中へ。
好みの色の濃さになるまで、これを繰り返します。
そして、しっかり染まったハンカチを水洗い。
するとあら不思議、藍色以外の余計な色だけが抜け落ちていきます。
なぜか藍色だけが水に流されずに残るんです。
これが「勝ち色」と呼ばれる所以でもあります。
流されずに勝ち残るということですね。
最後にアイロンをあてて完成!
ちゃんと、狙った通りに(たぶん)模様が付いています。
今回はハンカチで藍染め体験をしましたが、みなさんはぜひ家のクローゼットの奥に眠っている色褪せたTシャツやジーンズを持ち込んでみてください!
使わなくなった洋服が普段のローテーションに復活してくれるかもしれませんよ!
藍の館
住所/徳島県板野郡藍住町徳命字前須西172
電話/088-692-6317
開館時間/9:00〜17:00
休/火曜(祝日の場合開館)、年末年始
入館料/大人300円、中高生200円、小学生150円
藍染め体験料/ハンカチ500円、バンダナ1000円、ストール1500円、持ち込みの場合は1g15円(シルクは1g30円)
P/あり(大型バスも可)
HP/http://www.town.aizumi.tokushima.jp/ainoyakata/
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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