銅山坑道や砂金掘り体験を紹介してきた『マイントピア別子』ですが、必ず訪れて欲しいエリアがもうひとつあります。
温泉やレストランがある本館から車で30分ほどの所にあるのが『東平(とうなる)ゾーン』と呼ばれる遺跡のような場所。
ここは、かつてこの別子銅山が銅の産地として栄えた時代に作られた貯鉱庫と索道(リフト)の停車場跡です。
当時は鉱石運搬をはじめ、生活用品や郵便物などを山の麓から届けるためのライフラインだったわけですが、お役御免となった今では『天空の産業遺産』として多くの人が見学に訪れる観光名所に。
その風貌から「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれています。
迫力のある煉瓦造りの建物に囲まれると、まるで映画の中の世界に来たような感覚!
早朝には霧がかかることもよくあり、より神秘的な雰囲気に包まれるそうです。
ここからさらに奥の方には、銅山の中へと続く通洞や、掘削用のダイナマイトが保管されていた火薬庫の入り口があります。
現在は入り口で閉鎖されていますが、鉄格子越しに中を覗くと、何かものすごく物々しいオーラが感じ取れます。
中を歩けるトンネルには、トロッコなどの鉱石運搬器具が展示されています。
すぐ隣にある『東平マイン工房』では、オリジナル銅版レリーフの手作り体験もできますよ!
東洋のマチュピチュに来た記念にぜひどうぞ!
『マイントピア別子 東平ゾーン』には、本館から1日2回マイクロバスが出ています(11:00発と13:00発)。
ガイド付きのツアーなので、これに便乗するのがオススメですよ!
マイントピア別子
住所/愛媛県新居浜市立川町707-3
電話/0897-43-1801
マイクロバス運行時間/11:00発、13:00発の1日2回(所要時間 約2時間)※冬季休業 ※平日は5名以上、土・日曜・祝日は1名以上の申込みがある場合のみ運行
マイクロバスツアー料金/中学生以上1300円、3歳〜小学生1000円
P/383台
HP/http://besshi.com/
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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