伊予の小京都として知られる、歴史の町・大洲市。
大洲市は、肥沃な大地、悠大な肱川(ひじかわ)があるため、豊かな食材に恵まれています。
代表的な産品といえば、さといも、栗、れんこん、アユ、あまごなど。
今日の取材先は、江戸末期に旅館として愛されていたという『油屋旅館』を改築し、
現在は炉端焼きのお店として同じ屋号で地元の人々に親しまれている『油屋』。
当店の長沼オーナーシェフに、ご当地グルメ『とんくりまぶし』のレシピをご紹介いただきました。
◆具材
1.豚肩ロース肉 4枚(お店では愛媛産の豚肉を使用)
2.大洲産栗の甘露煮 6粒
3.薬味(わさび・三つ葉・ネギ・白胡麻・きざみのり・糸唐辛子 各適量)
◆具材を煮るためのタレ(1カップ、下記同比率)
1.醤油 60cc
2.砂糖 60cc
3.みりん 60cc
◆お茶づけ用のお出汁
1.鶏ガラ 粉末大さじ1杯
2.水 200cc
3.長ネギ 1本(臭み消しに使用する為、捨てる葉の部分でOK)
◆ごはん
1.米 約1合
【作り方】
<1>『ごはん』を炊き、お櫃によそう。
<3>続いて栗を入れ、さらに煮立てる。
<4>味をなじませていく。火が通ったら出来上がり。
豚肉が固くなってしまうので、あまり煮立てすぎない様に注意する。
<5>同時に別の鍋に鶏ガラスープを入れ、野菜を煮てお茶づけ用のお出汁を用意する。
<6>煮立ったら、急須にスープのみ入れる。
<7>具材をごはんの上にきれいに並べ、薬味で飾り付けをしたら完成。
「いただきます!」
豚肉のボリューム感としっかりとしたタレの味でパワフル!
と、思いきや、栗の程よい甘味が優しく溶け合って、まろやかでしっとりとしたバランスのある味わいが広がります。
醤油系の辛さと、栗の甘さ、味の輪郭がここまではっきりとした料理が違和感なく調和するとは・・・はじめての感覚です。
最後はお出汁を注ぎ、お茶づけにします。
わさびを加えればピリッと引き締まり、さっぱりとした締めくくりに。
お代わりをしたくなる、癖になりそうな逸品でした。
「これは、豚と栗の出会い系サイトだ!」と思わず発した芸能人の方もいらっしゃったとか。
意外なマッチングは、衝撃的な味わいです。
大洲のご当地グルメ、簡単にご家庭でも作れるので是非試してみてください。
癖になること間違いなしです!
油屋
所在地/愛媛県大洲市大洲42
営業時間/ランチ 11:30~14:30 (L.O.14:00)
ディナー 17:00~23:00 (L.O.22:00) 11:00~17:00
定休日/月曜日 ※ただし、月曜日が祝日の場合、火曜日がお休み
電話/0893-23-9860
瀬戸内Finderフォトライター 菅波葉子(㈱Rainbow Sake)
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この記事を取材したフォトライター
Rainbow Sake
菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.co.jp/
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