夏目漱石の小説『坊っちゃん』で描かれたことでも知られる日本を代表する温泉地『道後温泉』。
この有名な『道後温泉本館』を中心として、周辺では温泉観光地としての文化が育まれてきました。
日本全国に温泉地は数あれど、観光客として訪れた際にこれほど楽しめる温泉地はそうありません。
そこで今回は、道後温泉の楽しみ方をたっぷり紹介します!
周辺を歩いていると、温泉地だけに浴衣姿の人が目立ちます。
宿泊する場合は浴衣を貸してくれるホテルもありますが、道後温泉本館のすぐ前にはおしゃれな浴衣を販売しているお店もあります。
浴衣に着替えると、温泉地観光の気分がグッと盛り上がりますよ!
浴衣に着替えたらまず乗って欲しいのがこちら。
そう、人力車です。
道後温泉本館の前から乗ることができる、いかにも歴史ある温泉地らしい名物。
乗車は10分コース、20分コース、60分コースとありますが、今回は10分のコースを選択。
力強いお兄さんに引っ張ってもらいながら、周辺を案内してもらいます。
道中話してくれる道後温泉の豆知識には「へぇ〜!」の連続です。
話を聞いているうちに道後温泉駅に到着。
そこには今日の運行を終えた『坊ちゃん列車』が展示されています。
坊ちゃん列車は2つあるのですが、この写真の列車は『1号車』。
もうひとつは『14号車』なんです。
なぜならここは『伊予(14)の国』だから!
『14号車』を見つけることができたら、ちょっと良いことが起こるかもしれません!
そして、すぐ隣には人だかりが。
現在時刻は17時59分。
ここにある『坊っちゃんカラクリ時計』はちょうど1時間毎に動き出すのです。
18時になると、観光客を歓迎するかのように時計台が動き始めます。
時計台の横には無料で利用できる足湯もありますよ!
そして人力車は商店街を通って道後温泉本館へと戻ります。
人力車に乗せられて商店街を通るのはちょっと恥ずかしくもあり、ちょっとした優越感でもあります(笑)。
最後は道後温泉本館前で記念撮影。
ちなみに、さきほどのカラクリ時計のてっぺんに乗っていた白い鳥は道後温泉のシンボルとなっている『シラサギ』。
道後温泉周辺にはこのシラサギの像が100羽以上いるそうですが、羽を大きく広げているのは、カラクリ時計のシラサギと、道後温泉本館の屋根の上にいるシラサギの2羽だけ。
カラクリ時計の方のシラサギはちゃんと正面を向いているのですが、道後温泉本館のシラサギは正面入り口の方を向かず、そっぽを向いています。
それはなぜか?
ちゃ〜んと理由があります。
その話は、現地で人力車に乗りながらガイドさんに聞いてみてくださいね!
また、すぐ近くには、美しいガーデンテラスで一休みできるカフェダイニングを備えた『道後ぎやまんガラス美術館』もあります。
こちらもオススメスポットのひとつ!
『道後温泉周辺散策ガイド〜後編〜』では、道後温泉周辺で味わえるグルメ情報も紹介しますよ!
道後温泉
所在地/愛媛県松山市道後湯之町6-8
人力車料金(1名料金)/マドンナコース(約10分)1500円、坊っちゃんコース(約20分)3000円、弘法ちゃんコース(約60分)6000円
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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