岡山県。実は、近年、岡山県は若者達のIターン先として人気急上昇中。そのため、オシャレなカフェや旬のスイーツ、古民家を改装したゲストハウス、オーガニックマルシェなどが急増しています。現地ライターがオススメする、ハズレなしのスポットをご紹介!
今年の連休は、女友達と岡山へ旅に出てはいかがですか?
1. 倉敷美観地区で季節のフルーツたっぷりのパフェを味わう
白壁の町並みが続く美しい景観で有名な倉敷美観地区。
レトロな町並みでは、スマホをかざして写真を撮る女子グループをそこかしこで見かけます。
そんな美観地区に流れる倉敷川の中橋を渡ってすぐのところに、『くらしき桃子』はあります。
『くらしき桃子』は、旬のフルーツを使ったスイーツを手軽に味わうことができるお店。
1階奥のショーケースには、季節のフルーツがふんだんに使用されたタルトなどのスイーツが並びます。
岡山県は、季節ごとに美味しいフルーツがたくさん生産されているのを知っていますか?
桃にマンゴー、ピオーネ、スイカ、チェリー、洋なし、いちご、などなど…
女の子にはたまらない旬のスイーツたっぷりのパフェ! フルーツ王国・岡山の魅力をたっぷり堪能できます。
どのパフェもキュートでおいしいので、お友達とシェアしていろいろ食べてみてください♡
>> 倉敷美観地区で、旬のフルーツが味わえるカフェ『くらしき桃子』
2. マステの聖地でファクトリーツアー
メモを貼ったり、身の回りものをデコったり、手でちぎって簡単に貼れて、きれいにはがれる、カラフルなマスキングテープ〈mt〉。
誰でも1つは持っていると言えるほど、すっかり女子たちの必需品ですよね。
この〈mt〉が、岡山県倉敷市の『カモ井加工紙』さんでつくられているのをご存じですか?
カラフルでおしゃれなマスキングテープが、実際にできあがるところを見てみたい!という声にお応えし、カモ井加工紙さんでは年に1度『factory tour』が開催されており、予約制なのですが、全国からたくさんのmtファンの申し込みがあるそうです。
いま女性に大人気の『マステ』!
パーティー時や小物のデコレーション、プレゼントのラッピングなどに大活躍で、ママさん達の中には『マステ職人』と呼ばれる熱狂的ファンもでてくるほどのブームです。
代表的なメーカー〈mt〉も、岡山県にあったんですね。
予約制のfactory tour、楽しいこと間違いなしです!!
>> 倉敷から世界へ。自慢したくなる瀬戸内の小さな宝物〈mt〉
3. 鷲羽山で瀬戸大橋を見下ろす絶景ハイキング
鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸大橋を間近に見下ろす絶好の展望地です。
山の中腹まで車道が整備され、絶景を見ながら手軽なハイキングが楽しめますし、瀬戸内を代表する夕陽名所の一つとしても知られています。
展望台から山頂までは、徒歩で約30分ぐらいなのですが、途中の登山道は緩やかで歩きやすく、登山初心者の女性もすんなりクリアできます。
瀬戸内海に浮かぶ島々を横目に眺めながら、少しずつ瀬戸大橋に近づいていくようなコースになっています。
秋から冬にかけては瀬戸大橋越しに、島々の間に沈みゆく夕陽の眺望が素晴らしく、『日本の夕陽百選』にも選定されています。
カメラが好きな人は、ぜひ広角カメラを持参して!
瀬戸大橋は、実は複数の橋で構成されていて、全長は12.3kmにおよぶのです。
展望台を訪れただけで帰ってしまう人が9割だなんて、もったいない! その先の登山道に進めば、感動の景色が広がりますよ!
>> 瀬戸大橋を見下ろす絶景ハイキング! / 鷲羽山(岡山県倉敷市)
4. 街全体がジーンズだらけ!ジーンズの聖地・児島へ
国産ジーンズ発祥の地・倉敷市児島は、その品質と技術の高さから世界に誇る『ジャパンデニム』の聖地と呼ばれています。
自動改札機のフラップドア部分も、ジーンズに!
さらに駅出口の方へ進んでいくと、右手のコインロッカーまでもが、ジーンズに!!
倉敷市児島は国産ジーンズ発祥の地。町を散策すれば、〈BettySmith〉や〈KAPITAL〉など名だたるジーンズメーカーのショップにも出会えます。
改札を出たら、たくさんのジーンズがお出迎えしてくれますよ。
とっておきの一本を、自分へのお土産にいかがでしょうか♪
>> 街全体がジーンズづくし!! 国産ジーンズ発祥の地・倉敷市児島の『ジーンズストリート』を歩きました
5. 大正ロマンに浸る♡夢二の美人画を見に行こう
大正ロマンの時代に画家として、デザイナーとして、また詩人として多彩に活躍した竹久夢二。憂いを帯びた表情の美人画で知られる夢二は、実は岡山県出身です。
夢二といえば、誰もが思い浮かべるのは美人画。愁いを帯びた表情やはかなげでしなやかな姿など、独特な美意識によって描かれた美人画は、夢二式美人と呼ばれています。
夢二郷土美術館と倉敷帆布の老舗、株式会社タケヤリのコラボバッグ『秋の化粧』は、竹久夢二生誕130年を記念して作られた限定商品。きれいな青色の帆布地に、刺繍とアップリケで夢二の美人画を表現した大変手の込んだバッグです。
夢二の作品には、当時の流行やファッションが垣間見えるのも面白いところです。
着物や帯の美しさにもご注目。
明治から大正期の女性のファッションに影響を与えたことが覗えます。
当時は、『夢二の絵のような人』といわれることが、女性にとっての最高のほめ言葉だったのだとか。
今の時代になっても、乙女ゴコロくすぐられるスポットです。
>> 竹久夢二生誕130年 岡山が生んだ大正浪漫を代表する芸術家・竹久夢二の魅力に触れる/夢二郷土美術館
6. 憧れのツリーハウス!旅先で時間を忘れて
牛窓港から車で15分。人里離れた山奥にあるカフェ『Akatsuki café & Something』。
Akatsukiのシンボルツリーであるセンダンの木にはツリーハウスがあります。
Akatsukiのコンセプトは「デイトリップ」。四季折々の自然に触れられる牛窓の里山では、日常と離れてくつろげる穏やかな時間が流れます。
幼いころ、憧れていたツリーハウス。
大人になっても、ワクワクする気持ちは変わりませんね。
観光客で賑わう牛窓エリアから
少しだけ足をのばしたところに、ひっそりと佇むAkatsuki cafe。
ここでは、時間を忘れて、美味しいコーヒーをじっくり味わいましょう。
>> ツリーハウスのあるカフェ『Akatsuki café & Something』/瀬戸内市牛窓(岡山県)
7. 可愛い北欧食器で楽しむ、こだわりの珈琲と現地の食材を使ったお料理
岡山県には、瀬戸大橋の建設や水島の工業地帯の労働者の寛ぐ場所として喫茶店文化が深く根付いていて、喫茶店(カフェではなく、本格的な珈琲店)は全国屈指の多さを誇ります。
焙煎好きが高じてコーヒー屋さんになってしまったという木下さん。コーヒー豆への拘りも人一倍。選別収穫で完熟豆を一粒一粒丁寧に選別したコーヒー豆を使用します。
コーヒーのお供に愉しめる食事に使われる食材は、ほとんどが瀬戸内市産。小麦粉もお隣の長船町で作られたものを使用しています。そしてケチャップやマヨネーズなどの調味料も自家製
岡山には喫茶店文化が根付いており、本格的な珈琲を味わえる店がたくさんあります。
こだわりの珈琲と地場産の食材をふんだんに使った美味しい食事を楽しんで。
>> まるでフィンランド!北欧のセンスとおいしいコーヒーが愉しめる「キノシタショウテン」/邑久(岡山県)
8. 築200年の古民家に宿泊。い草の収穫・加工を体験
岡山市から電車で15分、岡山市と倉敷市の間に挟まれた早島町は、かつてい草で栄えたまち。生産量日本一だったこともあるそうです。
そんな早島にある『一棟貸し宿いぐさ』の最大の特徴は、やっぱりい草。
ここでは宿泊の他にも、い草の栽培から収穫、加工まで、さまざまなツアーやイベントが行われています。
お宿の建物は、さすが築200年。建物内も、柱や梁など趣……というか貫禄があります。
ニッポンらしさ古民家に宿泊する。そんな体験も一度はしてみたいですよね。
こちらは外国人にも人気の宿で、瀬戸内旅行の拠点に便利な立地でもあります。
次に紹介する、宇野というエリアにも近くて便利です。
瀬戸内国際芸術祭の舞台でもある直島や犬島、小豆島など、アイランドホッピングの拠点にしてみてはいかがでしょう?
>> い草のまちで、築200年の古民家に泊まる『一棟貸し宿いぐさ』/岡山県早島町
9. 海が見えるマルシェで丁寧な手仕事に触れる
小豆島や豊島、直島へ渡る玄関口である岡山県の宇野港。
島々への旅人たちが行き交う港町で2014年夏からあたらしくはじまったマルシェイベントが「UNOICHI」です。
岡山県内はもちろん瀬戸内の島々から、“港”という場ならではの食材や料理が集まります。
岡山県倉敷などに象徴される工芸文化、ものづくりが盛んな岡山県ならでは質の高いクラフト作品にも出会えます。
宇野港で開催されているUNOICHI。
港という立地を生かし、瀬戸内のいいものがいっぱいあつまってきます。
丁寧な手仕事から生み出されるこだわりの品々と、様々な人との出会いを通じて、
暮らしをじっくり考えるきっかけを与えてくれる。
そんなイベントです。
開催時期はHPを御覧ください。 http://unoichi-tamano.com/
>> 海が見える港のマルシェ「UNOICHI」/岡山県玉野市・宇野港
10. イオンモール岡山のオシャレすぎる女子トイレ
最後に、ちょっと変わったスポットをご紹介!
2014年12月、JR岡山駅から徒歩5分の好立地にグランドオープンしたイオンモール岡山。なんと、その中にある女子トイレが『女子力高すぎるトイレ』としてオープンとともにインターネット上で大きな話題になっています。
話題となっているのは、厳密にはトイレではなく、3階の美容関連のフロアにある『haremachi Beaute(ハレマチ ボーテ)』というパウダールーム。
旅先のお手洗い、できれば綺麗なところへ……!
そんなときは、迷わずイオンモール岡山3階へ。
岡山駅から5分なので、岡山についたらまず立ち寄ってみたい場所(笑)
女性の皆さんが素敵な旅を楽しめますように!
>> 女子のオシャレゴコロをくすぐる素敵空間! イオンモール岡山の『haremachi Beaute(ハレマチ ボーテ)』
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
Hashtags
旬のキーワード