海・自然

その美しさ世界レベル!山口県の海・山・島 超絶景マトメ8選!/角島大橋、錦帯橋、秋吉台、元乃隅神社etc.

その美しさ世界レベル!山口県の海・山・島 超絶景マトメ8選!/角島大橋、錦帯橋、秋吉台、元乃隅神社etc.

青い海と壮大な景色!ここは沖縄…じゃない! 実は山口県なんですよ。これを見てしまうと、もう次の連休はカメラを持って山口旅行に行くっきゃない!
国内旅行といえば、沖縄、北海道、京都……などなど、お馴染みのエリアもありますが、その魅力が知られていなかった山口県が今人気急上昇中。瀬戸内海と日本海、2つの海に面した自然豊かな山口県にしかない超絶景のトリコになること間違いなし!

1.江戸時代に架けられた美しい岩国の橋『錦帯橋』

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令和4年に名勝指定100周年を迎えた、山口県岩国市『錦帯橋』。
自然なアーチを描く橋に、山や川などの自然の風景としっくり馴染みます。
春は桜、夏は鵜飼のかがり火、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々いつ訪れても飽きません。

この錦帯橋、なんと木造です。
作ったのは岩国三代目藩主、吉川広嘉(きっかわひろよし)。
作られたのは江戸初期、今から約350年前のことです。

錦帯橋は豊富な水量を誇る錦川をまたいでいるのですが、その錦川の川幅は約200mと広く、過去2度も洪水で流失しています。
そのたびに大幅な改良が施され、また江戸から続く定期的な架け替えで少しずつ構造が見直され、現在のカタチになりました。
度重なる改良や架け替え、橋板の張り替えなどを数えると、その数は100回を超えるといわれます。

現在の橋は2001年に行われた「平成の架替」のもの。
岩国藩の悲願であった「流れない橋」の“今”の姿を拝みに、何度でも訪れたいですね!

2.盆の風物詩!金魚ちょうちんの街・柳井市

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江戸時代からつづく白壁の町並みにポッポッと灯る赤いちょうちん。
よくよく見ると、金魚のカタチをしています。

ここ山口県柳井市の郷土民芸品「金魚ちょうちん」です。

金魚ちょうちんの誕生はおよそ150年前。
まだ白壁の町が現役だった頃、柳井の染色職人が青森のねぶたをヒントに作ったといわれています。

お盆が近づくと、これに火を灯して子どもが練り歩いていました。
一時は廃れてしまったものの、戦後にある一人の作家の手で見事復活! 今や柳井の郷土民芸品になっています。

毎年お盆が近づくと、真っ赤に染まる柳井の街。制作体験も可能です。おいでませ!

3.瀬戸内のハワイ周防大島!世界最大級のニホンアワサンゴ群生地

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大小3,000もの島があるといわれる瀬戸内海。そのなかで3番目の大きさを誇る島が”瀬戸内のハワイ”と呼ばれる、山口県・周防大島(すおうおおしま)です。

その南東沖に近年、世界最大級のニホンアワサンゴ群生地が発見されたことをご存じですか?
2013年2月、すばらしい水中景観と多様な生物が生息していることから、瀬戸内海初となる「海域公園」に指定されたのです!

世界最大規模のニホンアワサンゴ群生地、地家室(じかむろ)海域公園。10年前には漁師さんに存在が気づかれていたようなのですが、「ただの海藻」としか思っていなかったそう!!
そのため、正式な発見が遅れ、これほど立派に繁殖したのでは、といわれています。

なぎさ水族館で見られるほか、現地の素潜り漁師さんの案内で、ダイビングやシュノーケリングを楽しむこともできます。

4.一生に一度は見ておきたい!?絶景シーライン『角島大橋』

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ここ、海外のリゾート地でも沖縄でもありません。
県民の私もはじめ見たときは信じられなかったのですが、ここ山口県なんです。しかも、瀬戸内海でもない日本海側!

向こうに見えるのは『角島(つのしま)』。2000年にこの『角島大橋』が架かって以来、一躍脚光を浴び、今では山口県を代表する人気観光スポットに!

青い空! エメラルドグリーンの海! 絶妙なカーブを描く美しい橋!
日本にこんな絶景があったなんて驚きです。ぱっとみた瞬間、「沖縄かな?」と思う人も多いのでは?

そんな角島には「角島灯台」という現役の灯台もあり、そこからの景色も絶景中の絶景。
山口県に遊びに行きたくなってきたでしょう!

5.三億年前は海だった!日本最大のカルスト台地『秋吉台』

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日本最大のカルスト台地『秋吉台』(あきよしだい)。
初めて訪れた人はこの広大な風景を目の前にして途方に暮れます。そして、ほとんどの人が記念撮影だけで帰ってしまいます……… ああ、もったいない!
秋吉台にはトレッキング&サイクリングコースやジオパークセンターもあり、是非じっくり楽しんでいただきたい場所。

圧倒的な自然の姿が美しい秋吉台。中には海の植物も多く見られるんです。………なぜ??

答えは、「海だったから」。
東西17キロ、南北8キロというこの日本最大のカルスト台地は、もともとサンゴ礁の海でした。それから約3億5千年という長い年月をへて今のカタチになりました。ちょっと信じられませんが、証拠は探さずとも目の前に転がっています。

散策コースにはいくつものクイズが設置されています。
あちこちにサンゴや貝殻が蓄積してできた石灰岩が散らばっています。
そして、この地下には鍾乳洞『秋芳洞』があり、歩いてすぐの場所には、『秋吉台科学博物館』もありますよ。

6.幻想的な夕景!東後畑の棚田

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東後畑の棚田(ひがしうしろばたのたなだ)は、山口県北西部の日本海に面した棚田で、『日本の棚田百選』に選定されています。

傾斜地にある棚田では農業用水の確保が重要ですが、東後畑地区を潤しているのが『深田ため池』。棚田のすぐ背後にあり、農林水産省の『ため池百選』にも選ばれています。

田んぼに水が入るのは5月から。そして稲が育ってしまうと水面が見えなくなってしまいますから、見頃は5月〜6月中旬です。
夕景がとくにオススメなのですが、もう一つの名物「漁火」。
漁は日曜の夜が多めとのことですから、ぜひ夕日とセットで計画を!

7.今や超有名!断崖絶壁の『元乃隅神社』

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日本海の大海原に向かって、急な斜面を駆け降りるように並ぶ鳥居。
なぜこんな絶壁に鳥居が??

昭和30年のこと。地元漁師さんの枕元に現れた白狐は、「これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか」「吾をこの地に鎮祭せよ」とのお告げを残し、立ち去ったというのです。
神社の建立後、昭和62年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が100m以上にわたって設置されました。

その姿だけでも異様ですが、さらにその先にもう1つ神域があります。日本海の荒波が岸壁にあいた穴に流れ込み、高さ30mにまで吹きあげるという『龍宮の潮吹』です。

潮吹とは、波が岩礁の孔内に打ちつけるたびに、洞内に残った空気が海水を噴出する噴潮現象のこと。
その高さは、時に30m以上にもなることもあるのだとか。

地域で古くから大切にされてきた聖地、今で言うパワースポット。
日本一入れにくい?といわれる上空約5mへの賽銭投げにもチャレンジを!

8.大冒険!海上アトラクション「青海島クルーズ」

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金子みすゞの町として有名な山口県長門市仙崎。
『みすゞ通り』を散策したあとにぜひとも訪れてほしいのが、海の向こうに見える『青海島(おおみしま)』です。

仙崎港から定期遊覧船が運航しており、年中無休、港にはカラフルな遊覧船がいっぱい。地元の気合いを感じます。

およそ1時間半のクルージングですが、体感はあっという間!
「あの隙間を行っちゃうの!?」というスリルも、ジェットコースターさながらの船の揺れも大冒険そのもの。運が良ければイルカに会えることも。

何より島の景勝は飽きることなく、さまざまな表情を見せてくれます。
大自然の神秘に抱かれ、荒々しくも美しい、あっという間のクルージング。
金子みすゞの町を訪れたら、こちらも忘れずに!

海あり山あり絶景ありの観光地・山口県!

いかがでしたか?
国内旅行したい人には、絶対オススメな山口県の旅。名物のフグなど美味しい食べ物もたくさんあります。

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次の連休は、ぜひ山口県へおいでませ!

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山口県

本州と九州を繋ぐ要の場所、山口県。城下町として栄えた地域も多く、日本の近代化にあたっては数多くの歴史や偉人がこの場所から生まれました。春は桜、夏は花火と季節毎に違った表情を魅せる錦帯橋、風情ある町並み、美しい庭園に寺社仏閣。またTVコマーシャルのロケ地としても有名になった角島大橋や、雄大なカルスト台、鍾乳洞はまさに絶景。ぜひカメラを片手に旅をしてみてください。