ホスピタリティマインドあふれる道後の人気ゲストハウス/泉ゲストハウス(愛媛県松山市)

アートやハイセンスなショップで賑わい、ますます人気が高まっている観光地、松山・道後。

特に若者層の旅心を後押しするのが、『道後=高級』という宿事情をここ数年で一変させた、多彩な顔ぶれのゲストハウスです。

DSC_0422a

いまや、道後界隈で営むゲストハウスは8軒以上。その中でも先駆的存在で、各種トラベルサイトで最高評価を得ているのが『泉(せん)ゲストハウス』です。

今回、その人気のヒミツを探りに、実際に行ってきました!

DSC_0419a

『泉ゲストハウス』は、道後温泉本館から徒歩5分ほどの閑静な住宅街にあります。

DSC_0323a

ガラス張りの壁から光が差し込む1階部分は、すべて共有スペースになっています。

DSC_0402a

ところどころに配置されたグリーン、インテリア雑貨など、異国テイストな空間がステキ!

元は国の保養所だった建物を、間取りを生かして部分的にリフォーム。

dormitory

共有スペースの雰囲気と打って変わり、宿泊部屋は和の風情です。特筆は、布団のクオリティ。歩き回るお遍路さんも宿泊するため、低反発の敷布団、枕を使用しているんです。1泊2800円でこの寝心地は、心憎い!

DSC_0331a

天気の良い日はぜひ屋上に。ペアのハンモックから、松山の街を見渡せます。

サンセット小

こちらは、屋上から広がるサンセット風景。写真では切れていますが、左手に松山城が見えます。ライトアップされた名城も、趣深いですよ。

party

夜の共有スペースは、異文化交流を楽しむ絶好の場。

フロント隣のバーで注文したグラス片手に、語り合います。

輪に入りたいけど入れない。そんなシャイな方でも大丈夫!気配を察知してさりげなく近寄ってくるのが…

DSC_0299a

この2人、オーナーご夫妻のマットさんとのりこさんです。

ゲストハウスとお遍路が縁で出会った2人は、その二つを結びつける最適の場所として道後を選択。新しいものが湧いてくる意味を持つ『泉』の名を付けた宿泊施設を2012年、オープンしました。

マットさんとのりこさんは、スペインなど各地のお遍路も体験。

「四国遍路の魅力はなんといっても、おもてなしの文化。お家に泊めていただいたことも何度もあるんです。わたしたちもよく旅に出ます。じゃないと、旅人が何を求めているか感覚が鈍ってくるから」

DSC_0435a

『おもてなし』を追求するおふたりの、ホスピタリティマインド。これこそ、国内外のゲストから高い支持を得る理由なのかもしれませんね。

四国遍路の文化が築いた、おもてなしの心に触れる伊予の旅。『泉ゲストハウス』をはじめ、いろんな場所で、その真髄を味わってみてくださいね。


泉ゲストハウス
所在地/愛媛県松山市多幸町4-14
チェックイン/16:00~22:00
チェックアウト/~11:00
宿泊料金/ドミトリー1名2800円、個室はトリプル1名3100円~
定休日/不定休(ホームページを要チェック)
電話/089-961-1513
http://senguesthouse-matsuyama.com/

瀬戸内finderフォトライター ハタノエリ

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

ハタノ エリ

ハタノ エリ

1978年宮崎県生まれ。愛媛県松山市在住。 新聞記者のちフリーライター。 日常にも、おもてなしの心があふれる愛媛。2年前、この地を離れても忘れられず、2017年春、戻ってきました!訪れたらきっと、大好きになる。そんな確信があるからこそ、誰かの「愛媛行き」を、グッと後押しする記事を書いていきたい。

Hashtags

旬のキーワード

「ホテル・宿」のランキング

「ホテル・宿」の記事はまだまだあります

ホテル・宿一覧

Release

瀬戸内リリース

Ranking

記事ランキング

Keyword

人気のキーワード

Hashtags

旬のキーワード

Features

特集

特集一覧
こちらもおすすめ
「瀬戸内Finder」のウェブサイトがリニューアルオープンしました!
この度、当機構が運営する国内向け観光サイト「瀬戸内Finder」が新たな姿でリニューアルオープンしました! 「瀬戸内Finder」の記事だけでなく、せとうちの観光スポット情報などの掲載も予定しております!
PAGE TOP