清流と巨岩・奇岩、そして周辺の森が調和した『長門峡』(ちょうもんきょう)。
山口県の中央部に位置する全長約12kmの峡谷で、国の『名勝』に指定されているほか、『日本百景』や『森林浴の森百選』などに選定されています。
長門峡を流れる清流、阿武川(あぶがわ)に沿って全長5.5kmの遊歩道が整備されていて、心地よい森林浴を満喫しながら水辺の散策が楽しめます。遊歩道の入口は、国道9号線沿いにある『道の駅長門峡』から歩いて5分ぐらい。JR山口線の『長門峡駅』からも近く、交通アクセスが便利です。
遊歩道の序盤はアップダウンが少ない平坦なコース。
せせらぎを聞きながら、爽快な森林浴が楽しめます。
コースの所どころに階段やスロープがあって、水辺にも降りられるようになっています。
(※岩の上は滑りやすい場所もありますので、足元には注意が必要です)
岩がせり出していて、しゃがまないと通れない場所も・・・。
コースの中盤では、多少のアップダウンもありますが、歩きにくい場所には手すりや柵が設置されているので安心です。
こちらは、入口から約2kmの地点にある『榧ヶ淵』(かやがぶち)。
対岸からつき出した大きな岩があり、そこで淵がカーブを描いています。
こちらは『舟入』(ふないり)。入口から約2.5kmの地点。
川の水がゆるやかな流れになっていて、その名の通り舟が停泊できそうな広い淵です。
こちらは『大谷淵』。入口から約3kmの地点で、ゴツゴツした巨岩が川の両岸に続いています。
このように、コース上の随所で美しい渓谷美が堪能できます。
この大谷淵からさらに500mほど進むと、『鈴ヶ茶屋』という休憩所があります。
テーブルとイスがあり、鮎料理をはじめ各種の食事もできます。
その先は『紅葉橋』を経て、遊歩道の終点『竜宮淵』まで、さらに2kmのコースが続いています。
この区間は紅葉が美しいエリアとして知られていますが、夏の時期は『鈴ヶ茶屋』で折り返すのもいいでしょう。
主要国道が通り、鉄道の駅からも近く、アクセスも便利な『長門峡』
初心者でも歩きやすい、快適な森林浴コースです!
長門峡
所在地/山口県山口市阿東篠目1526-5
http://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/10111
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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