紺碧の大海原を進む『フェリーさんふらわあ』。
関西と九州を結ぶ夜行便のフェリーとして定着していますが、年に4回だけ昼の特別便が運航されています。
その名も『昼の瀬戸内感動クルーズ』!
午前中に神戸を出港し、夜10時に大分に入港するこのクルーズでは、刻一刻と表情を変える美しい瀬戸内海の絶景を堪能できます!
途中、『明石海峡大橋』『瀬戸大橋』『来島海峡大橋』という瀬戸内を代表する3本の橋の下を通過する際のダイナミックな景色も必見。
神戸六甲港の出航時にはセレモニーが行われ、ブラスバンドの生演奏の中、色とりどりの紙テープを投げて港とお別れします。
華やかなその光景は、まるで映画のワンシーンのよう。
出航して約1時間、まず『明石海峡大橋』の下を通過します。
完成して10年以上経過しても吊り橋として世界一の長さを誇る稀代の名橋。その真下から眺める景色は迫力満点です!
さらに西へ進み小豆島に近づく辺りから、航路上に瀬戸内海に浮かぶ島々が見えてきて、どの方角を見ても絶景の連続。
側面デッキや屋上の後部甲板からは、爽やかな風と共に、瀬戸内特有の海の景色を堪能できます。
また、船内のプロムナードでは、大きな窓から瀬戸内の海を眺めることができます。
テーブルと椅子があり、おしゃべりしながら、ゆったりとくつろいで過ごせる人気の場所です。
さらに、さまざまな船内イベントが開催されるのも『昼の瀬戸内感動クルーズ』の魅力。
船長服を着させてもらって船長と一緒に記念撮影ができたり、ワインやビールの試飲会、クラシック・コンサート、健康維持のためのエクササイズ講座や温泉名人による温泉講座などが開催されます。
(運航日によってイベントの内容は変わります。)
その他にも、操舵室の見学会やプロカメラマンによる写真上達講座など、時間の経過も忘れてしまうような盛りだくさんのイベントが用意されています。
また、昼食は日本料理の老舗『なだ万』のお弁当をいただけます(運賃に含まれています)。
そして、午後3時には『瀬戸大橋』、午後5時には『来島海峡大橋』を通過。
それぞれの橋に近づく際には船内放送で知らせてくれます。橋の通過時は、後部甲板から見上げるのがオススメ!
さらに、船上から瀬戸内海に沈みゆく夕陽を眺めるのも、『昼の瀬戸内感動クルーズ』のハイライトの一つ。
運航日によって日没の時間帯は違いますが、夕景が見られる愛媛県から山口県の海域には多くの島々が浮かび、写真のような真っ赤に色付いた美しい夕焼けが見られることも。
日没後もイベントは盛りだくさん。
別府港と大分港を出航した通常便とすれ違う際には、サーチライトと警笛で挨拶してくれます。こちらも蛍光棒を振って応えます!
また夕食は、船内レストランで、九州の旬の食材を使った『昼の瀬戸内感動クルーズ』特別メニューのバイキング(運賃とは別料金となります)。
夕食後、大分港に到着するまではクラシック・コンサートを楽しみましょう。
こうして、午後10時に大分港へ到着。
到着後は、リーズナブルな料金で翌朝まで船内に宿泊できる『ホテルシップ』を利用することも可能(別料金となります)。
翌朝の朝食バイキングの料金が含まれていますので、朝食後に下船して、朝からゆったりと九州の旅を続けられます。
年に4回だけ運航される『昼の瀬戸内感動クルーズ』。
あなたも船上から、刻一刻と表情を変える美しい瀬戸内の絶景を満喫してみませんか?
※当記事は2015年に作成されたものです。クルーズ内容には変更がある場合があります。
フェリーさんふらわあ 昼の瀬戸内感動クルーズ
出航日や料金などの詳細はホームページよりご覧ください。
https://www.ferry-sunflower.co.jp/day/index.html
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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by 瀬戸内Finder 編集部