日本最古級の洋式灯台がある『花の島』へ行こう! / 六連島(山口県下関市)

六連島(むつれじま)は、響灘に浮かぶ溶岩台地の島で、関門海峡の北西約5kmに位置します。

 

こちらは下関の『老の山公園』(おいのやまこうえん)から望む六連島。

島の先端部にある灯台は、明治時代初期に建造された日本最古級の洋式灯台で、灯台好きな人にとっては憧れの灯台の一つ!

 

 

六連島へ行くには、下関漁港の竹崎桟橋から定期連絡船『六連丸』に乗船します。

島までの所要時間は約20分。心地よい潮風を感じるクルーズが楽しめ、あっという間に六連島に到着します!

 

 

島に到着後、さっそくお目当ての灯台を目指します。六連島の港から灯台までは歩いて約15分ぐらい。

海岸沿いを通る道から丘陵の上へと続く急な階段を登っていきます。

 

 

高台の上にあるのが『六連島灯台』(むつれじまとうだい)。

この灯台は、江戸時代末期に兵庫(神戸)開港に伴う外国船の安全航行を確保するため、幕府がイギリスと締結した大坂条約に基づき建設された5つの灯台の一つで、歴史的に大変貴重なもの。

 

明治新政府が事業を引き継ぎ、『日本の灯台の父』と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、明治4年(1872年)に完成・初点灯しました。

 

 

六連島灯台をすぐ近くから見上げるとだいぶ錆びついているのが目立ちますが、その古めかしさが逆にいい味を出しています!

昭和38年には海底ケーブルによる本土からの電力供給が開始されるなど設備は近代化されましたが、外観は完成当時の面影をとどめています。

 

 

灯台見学の後は、帰りの船便まで時間がありますので、島をぐるっと歩いて散策しましょう!

島内にはビニルハウスが点在し、のどかな農村風景が見られます。

 

 

この岩は、国の『天然記念物』に指定されている『雲母玄武岩』(うんもげんぶがん)。

これは海底で噴出した溶岩が海水で急激に冷やされることにより無数の小さな穴ができ、その内側に黒雲母と角閃石の結晶が生じた大変珍しいもので、世界でもたった3ヶ所でしか見られません。(日本国内はここだけ)

 

また島の温暖な気候を生かしてキクやカーネーション、ガーベラなどの花卉(かき)のハウス栽培も盛んで、ハウスの中を見学できます。実は六連島は『花の島』としても知られています!

 

 

高台にある六連島灯台や雲母玄武岩、お花のハウス栽培を見学し、島をぐるりと一周して港へ降りていきます。

見学コースは適度な高低差があって、だいたい2時間程度で名所を巡る島内ウォーキングが楽しめます。

 

 

再び定期連絡船『六連丸』に乗り、島に別れを告げます!
運賃は2015年8月現在、大人710円(往復料金)とリーズナブル。

 

六連島は、日本最古級の洋式灯台・雲母玄武岩・お花のハウス栽培という3つの見所を歩いて巡れる楽しい島です!

 

 

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◇六連島

所在地/山口県下関市六連島117

http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1274345595932/html/common/548152ca007.html

 

◇六連丸(定期連絡船乗場:竹崎桟橋)

所在地/山口県下関市竹崎町3丁目15-5

運賃/大人往復 710円

駐車場/あり(コインパーキング)

http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1274345595932/html/common/548152ca037.html

 

 

瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣

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松岡 広宣

松岡 広宣

松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/

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