家飲みマリアージュVOL.12広島県 中国醸造『一代弥山 純米吟醸原酒』×『ぶりのフリットのレモングラス風味~藻塩と若ゆずを添えて~』/中国醸造(広島県廿日市市)

食べ合わせや、温度、酒器の違いにより、さまざまな顔を見せてくれるのが日本酒の魅力。
相手(料理)の長所を活かしながら調和する奥ゆかしさが持ち味です。

家飲みマリアージュは、 国内外述べ1万件の飲食店で飲み歩いてきた唎酒師・菅波葉子が、瀬戸内の地酒と肴を独自の視点で紹介していくコーナーです。

【今日のお酒】
今回は広島県からお酒をセレクト!
広島県 中国醸造『一代弥山 純米吟醸原酒』

※グラフの説明
日本酒に含まれる主な4つの味わい要素①香り度②旨み度③酸み度④甘み度に、使用している米や酵母の地元産使用度(瀬戸内度)を加え表現しました。

宮島からほど近い広島県廿日市市に蔵を構え、清酒だけでなく焼酎、リキュールなど、幅広いラインナップで全国的に多くの人に慣れ親しまれている中国醸造。

全て広島産の素材を使用するという強いこだわりがあるのが特徴です。
今回は、あっという間に売り切れてしまうという人気の『一代弥山の 純米吟醸酒原酒』をセレクトしてみました。

メロンを思わせる香りはとても高く華やか。
口の中でシュワっとジュージーな甘みと、原酒ならではの凝縮された旨みが同時に広がります。

【料理とのマリアージュ】
吟醸酒特有の華やかで繊細な味わいと原酒ならではの力強さを併せ持つお酒なので、しっかりめでありながら、濃すぎず上品な味わいの料理を合わせます。

肉では強すぎるので魚から『ぶり』をチョイス。
夏のぶりは冬ほど脂が乗っていないため、フリットとオリーブオイルでコクを足します。
更に吟醸酒の華やかさにマッチさせたいので、ぶりに風味や爽やかさを出します。
風味はレモングラスで、最後にゆずと藻塩をひとふりしてあっさり爽やかに仕上げます。


「では、いただきます!」

レモングラスの風味、ゆずの香りと酸味が爽やかに広がり、お酒の華やかな香りとデリケートな味わい部分に軽快に溶け合います。

味わっていくと、ぶりのフリットのコクと旨みが強くなっていきますが、原酒ならではの強さ、凝縮した旨みも負けていません。
むしろ旨みが掛け算となって盛り上がっていく感じです。
一代弥山は、キリッと良く切れるので、スーっと脂を洗い流しさっぱりとした後味を演出してくれるのです。

【おすすめ温度】
繊細で軽やかな吟醸酒の味わいを満喫したいので『冷酒』がおすすめです。

【器選び】
口の広がったグラスで華やかな香りを存分に楽しみます。
『萩ガラス』(山口県)の色がお酒のイメージにピッタリ。
口当たりの部分が繊細なので、お酒が柔らかく入ってくる感じです。
香り高く柔らかな口当たりの吟醸酒に向いています。

瀬戸内へ『日本酒遊び』の旅に出かけませんか?
好みのお酒や肴、素敵な酒器探しをしてみると、日本酒の新しい味わいにたどり着くはずです。


今日のお酒
『中国醸造株式会社』
所在地/ 広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号
http://www.chugoku-jozo.co.jp/

瀬戸内Finderフォトライター 菅波葉子・江崎誠(㈱Rainbow Sake)

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Rainbow Sake

菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.co.jp/

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