山口県の最北部、島根県との県境近くにある『田万川(たまがわ)キャンプ場』は、1泊2日1テント1,000円というリーズナブルな料金でアウトドアが楽しめるセルフのキャンプ場。
炊事棟や水洗トイレを完備し、日帰り入浴が可能な『田万川温泉』まで徒歩1分、『瀬越(せごえ)海水浴場』まで徒歩3分、キャンプ場の受付を兼ねる『道の駅ゆとりパ-クたまがわ』もすぐ近くにあり、施設が充実したキャンプ場です。
よく手入れされた美しい芝生が広がる『田万川キャンプ場』。テントサイトとして最適な環境です!
実はこのキャンプ場の背後にある丘陵には遊歩道が整備されていて、尾根の上へ歩いて登っていけます。
その先には、ほとんど知られていない隠れた絶景海岸があるのです!
なかなか急な坂道ですが、歩いて20分ぐらいで尾根の頂上に到着!
心地よい芝生広場があって、展望台が設置されています。
こちらが展望台から望む景色!
眼下には『湊海水浴場』など山口県最北部の美しい海岸が見えています。
遊歩道はここが終点ではありません。
さらに海側へ下ってゆく道が続いています。
再び急坂を降りて下に到着すると、そこには美しいビーチが!!
ここは『瀬越海水浴場』に属するのですが、『田万川キャンプ場』から気軽に歩いていけるビーチとは別の砂浜。
『奥・瀬越海水浴場』とでもいうべき静かなビーチです。
尾根の急坂を登り降りした者だけが到達できる場所。
真夏でも、プライベートビーチのように独占できそうです!
さらに、よく見ると砂浜の終点となっている断崖に長さ20mぐらいの洞窟があります!
自然にできたものなのか分かりませんが、短いトンネルを抜けると・・・
また別の美しいビーチが横たわっていました!
ここは『奥・奥・瀬越海水浴場』と名付けましょう!
実は、まだ探検は終わりません!
このビーチの背後に、森の中へと続く道があります。
そろそろキャンプ場へ引き返したい気分もあったのですが、先がどうしても気になって足が勝手に動いてしまいます・・・。
こうしてアップダウンのある道を延々と歩くこと30分以上・・・。
でも、途中にはこんな美しい海辺の景色が見られたりします!
岩場に囲まれた静かな入り江の奥には、沖に浮かぶ三つの岩が見えています。
『三ツ岩』と名付けましょう!
この遊歩道、途中にはこのようにロープを手繰り寄せて登らないといけない場所もあります。
まるで天然のアスレチックコース。冒険心を掻き立てられますね!
さらに遊歩道を進んでいくと、驚愕の事実が!
なんと沖に見えていた『三ツ岩』の中に、空洞奇岩があることが判明したのです!!
これを見た瞬間に、散策の疲れも吹き飛びます!
いや~、これほど見所豊富な海岸がキャンプ場の裏に隠されていたとは驚きですね!
帰りは遊歩道の途中から車道に出て、ショートカットすることも可能。
『田万川キャンプ場』に戻って、隣接する温泉で汗を流しましょう!
田万川キャンプ場
所在地/山口県萩市下田万1740-1
基本料金/1テント(4~5人程度) 1,000円
駐車場/あり(無料)
http://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1100208
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
Hashtags
旬のキーワード