大自然に囲まれた瀬戸内海の真ん中に浮かぶ、広島県の大崎上島。
港から海沿いの道を北東に進んで行くと、島の最北端にある大自然に囲まれた牡蠣の養殖場『ファームスズキ』に到着します。
世界中を旅し世界中の牡蠣を食べ、各地の養殖家から学び辿り着いた場所。
2011年、鈴木さん(写真中央)は、大崎上島のこの場所に訪れた瞬間、環境の素晴らしさに「この池だ!」と直感したそうです。
そして、この塩田跡地で牡蠣の養殖を始めることを決意したそうです。
ファームスズキでは、牡蠣養殖の本場である欧米の養殖方法を取り入れています。
夏のあいだ、陸上で種をつくって牡蠣を育てます。
牡蠣といえば牡蠣イカダをイメージするのですが、ここでは違います。
夏のあいだに4~5cmに育った牡蠣を、黒いカゴに入れ、池の中で一粒ずつ丁寧に育てていきます。
牡蠣は養殖池の中で、まるで熟成しているかの様に、ゆっくり時間をかけて育っていきます。
透き通った豊富な湧き水と、瀬戸内海のきれいな海水が混ざり合い、上質なプランクトンが育つ栄養豊富な養殖池は、牡蠣にとって絶好の生育環境なのです。
『塩田熟成牡蠣 CLAIRES OYSTER』 (クレールオイスター)
このような恵まれた環境で育った牡蠣は、身がふっくらとし甘みが強くまろやかな味わいになります。
もちろん生牡蠣で堪能します。
小さい時期の牡蠣は、甘みが一番引き立つサイズだとか。
世界中のオイスターバーで一番人気のサイズなのだそうです。
こちら、お取り寄せも出来ますよ!
2016年冬には、ファーム内に『オイスターバー』が誕生します。
採れたての生牡蠣を、ワインや日本酒と共に楽しめる素敵な空間の誕生が、今からとっても楽しみです。
2016年に新しく誕生するオイスターバーの記事もご期待ください!!
『ファームスズキ』
所在地/広島県豊田郡大崎上島町東野垂水37-2
電話/0846-65-3911
通信販売/http://shop.farmsuzuki.jp/?mode=srh&cid=&keyword=
瀬戸内Finderフォトライター 江崎誠・菅波葉子(㈱Rainbow Sake)
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この記事を取材したフォトライター
Rainbow Sake
菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.com
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