愛媛県今治市に住むカメラが大好きな女子グループ『しまなみカメラ女子』。しまなみ海道の魅力を世界に発信するために日々、カメラを片手に東へ西へ、北へ南へ。
今回からシリーズで私、『しまなみカメラ女子』の代表も務めるフォトライター大橋マキが、しまなみ海道を旅して見つけた素敵な物をご紹介します。しまなみのキラキラ光る海のように、皆さんにキラキラした世界をお届けしたいなと思います。
第一回目は、愛媛県今治市沖に浮かぶ『来島(くるしま)』『小島(おしま)』です。
どちらも小さな島ですが、とっても素敵な島。
どんな素敵な物を見つけたか、早速ご紹介します!
こちらが今回訪れた最初の島、来島。
小さい船で、瀬戸内にぽっかり浮かぶ小さな島へ。
青い空、青い海に、緑の木々が生い茂る姿がとっても可愛い。
道端に咲いていた、ユリ。
青い空に、真っ白いユリがとってもキラキラ光って見えました。
空に向けてシャッターを押すと、こんなに綺麗な色に。
島の中は自然がいっぱい。
ふと見ると、セミの抜け殻が…。
新しいことをスタートした私にぴったりの風景。
古い殻を捨て、新しい一歩!虫も私も同じ。
島の中腹にあるお寺の燈籠。
ハートの形と草が生えた屋根が愛らしい。
草の中から妖精が現れそうです。
神社やお寺、古代史が大好きな私。
やっぱり鳥居は被写体に欠かせません。
この向こうには、村上水軍がお祀りされています。
鳥居をくぐると、水軍の時代にタイムスリップしそうです。
来島の最後は、海岸。
潮が満ちると海の中になる場所。
昔から変わらないこんな風景が大好きです。
来島を後にし、同じ船に乗って今度は小島へ。
ここは、『小島・弾薬庫跡』。
レンガの建物がとってもおしゃれなので、被写体にぴったりの場所。
でも、ここは弾薬庫…。複雑な気持ちになります…。
道に迷って見つけた『かかし?』。
服を着せて、帽子を被って。
不思議と可愛く見える…。
そしてやっぱり、しまなみ海道。
ここから見えるのは、今治市と大島を結ぶ『来島大橋』。
しまなみ海道はいろんな所から撮影ができますが、ここ小島からの眺めも最高です。
そして最後は……
何だか別の世界へと行けそうな、木のトンネル。
地元の人たちには、当たり前の景色かもしれませんが、私にとっては特別な場所に見えます。
写真を撮ると、神秘の森のよう。
トンネルをくぐると、どんな世界が待っているんだろう?
しまなみ海道沿いに佇む『来島』と『小島』。
『来島』は昔、海賊の島でした。中世の時代、瀬戸内で活躍した『来島村上水軍』の本拠地だった場所。島の一番高い所には城が築かれていた水軍のロマンいっぱいの島です。
一方、『小島』は知る人ぞ知る、遺跡の島。明治時代の海岸要塞がほぼ完全な形で残っているのは全国でも珍しく、国の『島の宝100景』にも選ばれているんですよ。
小さな島に大きな歴史。
2つの島を歩いていると、まるで昔にタイムスリップしたかのよう。
カメラ片手に、訪れてみませんか?
次回は、大島編です。
来島・小島への航路(渡船)
発着/波止浜観光港
住所/今治市波止浜
問合せ先/0898-41-8425(くるしま)
http://www.go-shimanami.jp/access/ship/kurushima.html
瀬戸内Finderフォトライター 大橋麻輝
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
Hashtags
旬のキーワード