かつては朝鮮通信使が寄港したという牛窓は、『日本のエーゲ海』ともよばれる風光明媚な港町。その牛窓から、船で10分弱。普段は定期船もない『ほぼ無人島』黒島で、毎年秋に開かれるキャンプパーティー『牛窓ナチュラルキャンプ』に行ってきました。
牛窓ナチュラルキャンプ最大の売りは、瀬戸内の穏やかな海に浮かぶ、ほぼ無人島というロケーション。
地元漁協さん協力のチャーター船に10分も揺られれば、そこは非日常の世界です。
僕が会場についたのは、夕方。テントを張り、ステージをのぞきに行くと、ファイヤーダンスのパフォーマンスが始まりました。
その後もバンド演奏やDJを楽しみながら島の夜が更けていきます。
音楽以外のアクティビティも充実。
翌朝はヨガからはじまりました。朝日と波の音が気持ちがいい。
観ているだけでは、もったいない、積極的に参加するのがこのパーティーを楽しむコツです。
おすすめはスタンドアップパドルボード。
瀬戸内海は波が非常に小さいため、初心者でも簡単に乗れます。
僕も子どもを載せて挑戦。気持ちよかったです。
ハプニング的なパフォーマンスにも遭遇。
引き潮で現れた島と島をつなぐ『エンジェルロード』でのタップダンスとバイオリンと海と島と空の共演です。
「無人島でキャンプなんて大変そう」と思われるかもしれませんが、ドリンクやフードのショップもあり、特別なアウトドアグッズや調理器具を持ち込まなくても、テントさえあれば快適に過ごすことができます。
こうしなきゃいけない、あれを観なければダメなんてルールはなし。最高のロケーションで、キャンプ、音楽、食、ワークショップなどを思い思い自由に楽しむのが牛窓ナチュラルキャンプの正しい過ごし方。
夏フェス好きはもちろん、人とは違う瀬戸内旅をしてみたいという方は、参加してみてはいかがでしょうか?
牛窓ナチュラルキャンプは、毎年9月に開催されます。
牛窓ナチュラルキャンプ
HP/http://natural-camp.jp/
瀬戸内Finderフォトライター・浅井克俊/アサイアサミ(ココホレジャパン)
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ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp
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