サメにヒトデにアメフラシ!?なんでもさわれちゃう、島の小さな水族館!(山口県周防大島町)

まるで金魚のような形をした、山口県周防大島。その金魚のしっぽに位置するのが今回ご紹介する『なぎさ水族館』です。

海の生き物とふれあおう!

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目玉は、なんと言っても海の生き物に直接触れられること!裸足になって、そのまま水の中へ入ります。壁で仕切られた水場には、ヒトデやなまこだけでなく、なんとサメの仲間まで!

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恐る恐る『うちわざめ』を撫でてみたところ、ヌメっとした不思議な感触。はじめは生き物を触ることに抵抗がある人でも、すぐに慣れて触れるようになるとか。隣の展示室内のおさわりコーナーでも触っちゃいました!

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思わずゾッとしてしまいそうな見た目の、アメフラシ。勇気を振り絞って触ってみてください。想像以上にフワッフワ。とても柔らかくて、かわいいなぁ~という気持ちが湧いてくるから不思議。

研究所としての役割

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飼育員の内田博陽さんに展示室を案内してもらいました。内田さんはじめ、スタッフの方々が日々海へ出て瀬戸内に棲む生き物の調査をされています。水槽には珍しい生き物や飼育が難しい生き物も。

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こちらは『カザリクラゲ』。左の小さな方がカザリクラゲで、右側の大きな傘を持つミズクラゲを食べています。撮影日で飼育期間は約1か月。現在日本記録50日間の飼育に挑戦中です。
また、周防大島といえば、近年ニホンアワサンゴの世界最大級の群生地があることでも注目されています。それがコチラ。

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なぎさ水族館で幼生から育てられ、現在3年目のニホンアワサンゴ。海に潜らずとも、年間通して美しい姿が見られます。その他にも、おなじみの瀬戸内の海の幸やクラゲの赤ちゃんの姿も。それぞれの水槽の上にはこんなものが!

みんなで作り上げる水族館

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図鑑やインターネットでは見られないような豆知識やイラスト。すべて飼育員やスタッフの方々の手作りです。「魚に興味がない方にも、笑って楽しんでもらいたい」と内田さん。中には、お客さんのリクエストや質問から生まれたものも!地元の漁師さんも協力的で、網にかかったヒトデやなまこをとっておいてくれるそう。大勢の方の愛がつまったなぎさ水族館、あなたも訪れてみませんか♪


【おいでませ!山口】
なぎさ水族館
日本一小さいと言われている水族館。タッチングプールに裸足で入りながら、様々な海の生き物と触れ合うことができます。珍しいクラゲやニホンアワサンゴ、めったに見られない白ナマコは必見!

住所/山口県大島郡周防大島町伊保田2211-3
営業時間/9:00~16:30(最終入館16:00)
休館日/12月30日~1月2日
入場料/大人210円 小中学生100円 団体(20名以上)大人160円 小中学生80円 ※小学生未満は無料
電話/0820-75-1571
FAX/0820-75-0042
メール/nagisa-aqua@sea.icn-tv.ne.jp
ホームページ/https://nagisapark.jimdo.com/なぎさ水族館/
Facebook/https://www.facebook.com/nagisaaquarium

瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々

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武井 奈々

武井 奈々

武井奈々/フォトライター
大阪生まれ大阪育ち。
大阪、東京、バンクーバーを経て、祖母の家がある山口県へたどり着きました。
どこへ行っても「大阪っぽくない」と言われます。
今は山口の東側、瀬戸内海の小さな町におばあちゃんと二人暮らし。
写真を撮ったり記事を書いたり、種をまいたり海に浮かんだりする毎日。
周防大島に小さな宿を開くつもりで準備中です。
瀬戸内海ってほんとう気持ちのよいところです。

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