スイーツ王国、神戸。その中でも、新スポットと注目を浴びる六甲エリアに、キュートな見た目と豊富なフレーバーから、話題のバターサンド専門店があるらしい。
…と聞き、岡山からはるばるやってきました!
その名も、『ボンボンロケット』。
2013年のオープン以来、六甲のメインストリートから少し脇道に入った住宅街で営んでいます。
高級フランス石けんのように『容姿端麗』
アイビーが覆う入口を入ると…
目に飛び込んでくるのが、丸い形がとってもキュートな、ディスプレイ用のバターサンドたち! フランスの高級石けんみたいでしょ?
『ニュースイーツ』と呼べるバターサンド
ショップ奥のキッチンで作られるサブレは、本場フランスの昔ながらの製法で作り、焼き上げます。店内に漂う香りだけで、紅茶何杯もいけそうなぐらい(笑)。
焼きムラが少ないという小さなオーブンで焼き上げ、お店のイニシャル『B』の焼印をジュっ。
口に入れると、サブレの存在感にビックリ!バターの風味が効いて、サクサク香ばしい!
サブレにたっぷりサンドされたバタークリームは、コクをたたえながらも、軽くて、ほどよい甘さ加減。時間がたってもサブレに水分が移らないよう、クリームにひと工夫が。これが、サクサクサブレを楽しめるヒミツなんです。
ボンボンロケットでは『クリームサンディース』と呼ぶのですが、そんな呼び名の『ニュースイーツ』と言えるかも。
多様なフレーバーも人気のヒミツ。試作は100を超え、ラムレーズン、抹茶あずき、チョコカシス、ピスタチオ、チーズケーキなど、いつも20種類ほどが店頭に並びます。
丁寧に作られたお菓子は、これまた一つひとつ手作業でアルミ包装。『もらって嬉しい』を極めると、ここまでデザイン性が高まるんですね!
ホワイトデーが近づくと、仕事帰りのおじさまたちが長い行列を作るそう。さすが、『神戸ダンディズム』。こんなお返しもらったら、たまらなく嬉しい!!
愛を込めたスイーツで誰かの心を揺らす
オーナーの遠藤さん、質問です!
-なぜ、バターサンドを?
「専門学校で初めてフランス配合のバタークリームを食べて、その美味しさに感動しました。これを使ったスイーツを作りたかったんです。お菓子に手を掛けた分だけ愛着がわき、それはお客さんに伝わると思っています」
ボンボンロケットは『BonbonROCKett』と表記。大文字綴りの『ROCK』(ロック)は、『心を揺らす』という意味だそう。
神戸スイーツの層の厚さを思い知る『ロック』なお店、ボンボンロケット。
六甲の新名所にぜひ、お立ち寄りくださいね♪
BonbonROCKett(ボンボンロケット)
住所/兵庫県神戸市灘区宮山町3-1-16 ステラ六甲1FA
営業時間/11:00~19:00
定休日/日、月、木曜
電話/078-200-6576
http://www.bonbonrockett.com
瀬戸内finderフォトライター ハタノエリ
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この記事を取材したフォトライター
ハタノ エリ
1978年宮崎県生まれ。愛媛県松山市在住。 新聞記者のちフリーライター。 日常にも、おもてなしの心があふれる愛媛。2年前、この地を離れても忘れられず、2017年春、戻ってきました!訪れたらきっと、大好きになる。そんな確信があるからこそ、誰かの「愛媛行き」を、グッと後押しする記事を書いていきたい。
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by 瀬戸内Finder 編集部