里山の景色が広がる山口県柳井市の日積地区。山間に建つ『ふれあいどころ437』は、休日だけでなく、平日でもお昼になると駐車場は車でいっぱい! 県内はもちろん、広島や九州から来られる方も。
人が集まる理由とは…
元々小学校だったこの場所は、『柳井市都市農村交流施設』として生まれ変わりました。農家レストランをはじめ、直売所やイベント施設があります。中でも人気なのが、地元の食材を使った料理が楽しめる『山里ひづみ』。
11時のオープンと同時に、店内はあっという間に満席。受付は開店30分前からできるので、オープン前には大抵席が埋まってしまいます。旬の野菜を使った天ぷらやサラダ、白和え、煮物、葛豆腐など、常時30種類ほどの料理が並びます。
食材は地元の農家さんが育てたものが中心。その時々の旬の食材によって日々メニューが変わるそう。どれも素材の良さが生かされています。
厨房を切り盛りするのは地元の女性たちです。
「月に一度、みんなでミーティングをしてメニューについて話し合います。急に農家さんが持ってこられた食材を使って料理することもありますよ」
レストランだけでなく、直売所で販売されるお弁当やパンの支度で厨房は大忙し。早い方で朝6時過ぎから準備を始められるそうです。
いただきまーす!
たくさんのお料理があり、どれを食べるか迷いますが、ここはバイキング!好きなものを好きなだけ食べられます。ナスの和え物に南蛮漬け、かき揚げ、米粉麺のナポリタン風…炊き込み御飯やデザートがあるのも嬉しいですね。普通バイキングと言ったら、欲張りすぎてあとで後悔しそうですが、『山里ひづみ』は違います。どのお料理もホッとする味付けで、いくら食べても罪悪感なし。心にも体にもやさしい山里の味です。
お腹が満たされた後は、隣の直売所でお買い物。こちらにも地元産の野菜や果物が盛りだくさん!ほとんどの農家さんが9時の開店前に野菜を持ってこられるので、朝一が狙い目です。
年間を通して様々なイベントも開催されています。月一回のそば打ち体験をはじめ、野菜の収穫、ぶどう狩り、味噌作り、季節のお祭など。
『ふれあいどころ437』は都市に住む人々と地元の農家さんの交流の場となっています。
【おいでませ!山口】
ふれあいどころ437
2013年春にオープンした柳井市都市農村交流施設。農家レストランや直売所、季節のイベントなどが楽しめる、都市と農家をつなぐ場所。
住所/山口県柳井市日積4150番地1(国道437号沿い)最寄りのバス停:大里バス停
営業時間/9:00~17:00(直売所)、11:00~15:00(山里ひづみ/バイキング60分入替制、最終入店時間14:00)、15:00~17:00(喫茶)
定休日/毎週木曜日、12月31日~1月3日
電話/0820-28-5437
料金/バイキング大人1,300円 シニア(70歳以上)1,080円 子供(小学生)860円 幼児430円 3歳以下無料
ホームページ/http://fureai437.jp/
瀬戸内Finder フォトライター 武井奈々
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
武井 奈々
Hashtags
旬のキーワード