徳島県南部の町・美波町。四国霊場の第23番札所薬王寺やアカウミガメが産卵に訪れる大浜海岸、日和佐うみがめトライアスロンなどで知られる小さな町が、移住希望者を中心に注目を集めています。
暮らしてみてわかる町の魅力
その理由は遊べる海、山、川がコンパクトにまとまって身近にあること。特に川のポテンシャルは高く、大人も子供も川遊びを楽しみます。スーパー、銀行、図書館なども徒歩圏内。車が多い幹線道路が町中を走っていないので、子供が交通事故に巻き込まれる危険性が少ないなど、都市の便利さを残しつつ、自然豊かな田舎暮らしを体験できることが人気のようです。
そんな美波町の役場横に『移住交流施設やまさき』が2016年5月にオープンしました。
宿泊費は1泊1人3000円。自転車、タオルや寝具、食器などの生活用品、洗濯機、テレビ、電子レンジといった家電など、生活に必要なものは一通りそろっていますが、歯ブラシ、髭剃り、パジャマなど個人で使用するものは持参を。利用期間や人数によって割引もあります。
移住者受け入れのために設備された施設なので、移住希望者優先ですが、空いていれば観光客も利用できます。単身でも家族でも基本1棟貸しですが、先住者がOKならシェアに対応してくれることも。1階、2階、それぞれ十分な広さがあるので快適に過ごせるはず。
さらに『やまさき』がスゴイのは、美波町から委託を受けた移住専任のコーディネーターが空き家のマッチングなど、滞在中、サポートしてくれること!美波町ウエルかめコーディネーターの小林陽子さんは、この道30年のベテラン。限られた時間内で無駄なく町を体験してもらえるよう、俊敏かつ細やかに対応してくれます。
コワーキングスペースとしても利用可能
『やまさき』はもともと駄菓子店だった空き家を改装してできたスペース。かつての店舗部分はコワーキングスペースとして活用されています。利用は1日1000円。スタッフは常駐していないので、利用の場合は電話連絡を。
アクセスはJR日和佐駅から徒歩15分。駅に併設した『道の駅日和佐』からは大阪、東京へ長距離バスも運行しているので、田舎暮らしにスイッチしませんか?
移住交流施設 やまさき
所在地/徳島県海部郡美波町字本村16-2(美波町役場となり)
電話番号/0884-77-0575
チェックイン 15:00~20:00(応相談)
チェックアウト 10:00(応相談)
瀬戸内Finderフォトライター 飛田久美子
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この記事を取材したフォトライター
飛田 久美子
飛田久美子(とびたくみこ) 1973年生まれ。 徳島県在住。 徳島県の出版社で10年以上勤務し、月刊誌の編集長を務める傍ら、MOOKや企業のパンフレット、HPなどの制作に携わる。2014年12月よりフリーのライター兼編集者に。美味しいもの、楽しいこと、新しいものはいち早く知りたいタイプ。自分史や自費出版の編集、電子書籍なども気軽にご相談を!2015年4月より地域おこし協力隊として、移住対策と地域資源の活用がライフワーク。
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