香川の食卓の名脇役!『まんばのけんちゃん』/しるの店 おふくろ(香川県高松市)

香川県高松市のトキワ新町。地元の人が仕事帰りにふらっと立ち寄る、味のあるお店が並んでいます。今回は、とある郷土料理を探して『しるの店 おふくろ』(写真手前)におじゃましました。

ガラガラガラ〜。引き戸を開けると、期待どおり雰囲気のある店内。地元で50年続く名店で、海外のガイドブックにも紹介されているのだとか。

カウンターにはおいしそうなおかずがいっぱい! 『おふくろ』の名の通り、どこか懐かしい家庭料理ばかりです。さて、香川の冬に欠かせないあの一品は果たして……

あったー! このひときわ地味……いえ素朴な料理、その名も『まんばのけんちゃん』。さっそくお皿によそってもらいました。

アップで見ると、ますます素朴♡
『まんば』は昔から香川で栽培されている野菜で、秋冬が旬。また『けんちゃん』とは、豆腐や油揚げを野菜と一緒に炒める精進料理の『けんちん』がなまった言葉です。

こちらが『まんば』。高菜の一種でアクが強いため、軽くゆでたあと1日水にさらしてアク抜きをします。これをほかの材料と一緒に炒め、おひたしのような味付けをすれば『まんばのけんちゃん』のできあがり。まんばのほんのりとした甘みや優しいだしの旨味が、じんわり体にしみわたってきます。

ところで、『しるの店』という名の由来が気になりませんか? そう、ここの名物はやはり汁もの!

通常の2倍サイズのお椀に注がれた、アッツアツのぶた汁。なんといっても、白みそを使っているところがミソ! 香川県の県産品振興課によると、県内で生産されているみその約8割は白みそとのこと。優しい味わいにほっこり♪

瀬戸内の小エビの唐揚げや鯛フライなど、揚げ物も最高! これらと一緒に『まんばのけんちゃん』をいただくと、互いが引き立て合ってますますいい感じ。
「いよっ、けんちゃん、名脇役!!」
思わずそんな声がもれてしまう香川の郷土料理、あなたもぜひ一度味わってみてくださいね。


御食事処 しるの店 おふくろ
所在地/香川県高松市瓦町1-11-12 浜田興産ビル1F
営業時間/17:00~23:30(ラストオーダー 23:00)
定休日/日曜日・祝日
電話/087-831-0822

瀬戸内Finderフォトライター 古川いづみ

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古川 いづみ

古川 いづみ

古川 いづみ/フォトライター 1982年生まれ、香川県出身。東京の制作会社で雑誌やWeb媒体の編集&ライティングにたずさわったのち、2012年、結婚を機に広島へ。現在、保育園へ通う息子の送り迎えをしながら仕事をしています。取材ネタは、もっぱら週末に家族で行くドライブで収集。好きな道は西条〜三次方面の375号線、好きな食べ物は宮島のあなごめしです♡

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