山口県最南端の絶景カフェレストランで味わう瀬戸内の旬とスペイン料理/瀬里家(山口県上関町)

ここは山口県室津半島の最南端、上関町。天気のいい日には四国の佐田岬まで見渡せる、海辺のカフェレストラン『瀬里家(せりか)』です。2015年の夏にリニューアルオープンしました。

「瀬里家はもともと両親が23年前にオープンしたんです」

そう話すのは、現オーナーシェフの飯田雅也さん。

転勤族だった一家がふるさとの上関町に戻られたのは、飯田さんが中学生の時。この海を眺めながら厨房でフライパンを振る両親の後ろ姿を見て育ちました。

「自然と料理の道を選びました。私も妹も同じ調理師専門学校に通ったんですよ」

卒業後は東京・銀座のスペイン料理店で修行。そして今年、ご両親の思いを受け継ぎ古くなった建物を改装されました。
地中海を思わせる、温暖な気候の室津半島。ご自身の心の中に「ずっとこの海があった」と言います。
そんな『瀬里家』でぜひ味わってほしい、スペイン料理がこちらです。

スペインのごちそうといえば、パエリア!
ブイヨンだけでも、なんと10種類前後の魚介類が使われているとか。一口ほおばると、ふわ~っと広がる濃厚な魚介のエキス。都会ではめったに見かけないウチワエビは、地元でとれたものです。
季節によって様々な食材で作るそう。
お店から少し離れた自家農園では、温暖な気候を利用して柑橘類や西洋野菜なども育てられています。

昔ながらの美しい風景を残す上関の漁港。ここに新鮮な魚介が集まります。瀬戸内海をクルーズするヨット乗りの方々が停泊し、食事に来られることもあるとか。

明るくあたたかい雰囲気の店内。天井からぶら下がるライトや大きな舵が、船上をイメージさせます。入り口にも気になるものを発見しました。

大きな鐘です。昔、船乗りだった、奥様のお父様から譲り受けたそう。大型タンカー船の警笛として使われていたものです。
二階に上がると、さらに絶景が楽しめる客席があります。春には窓から満開の桜が見える個室も。ちょうどこの日は、地元の歌手の方の懇親会で使われていました。オーダーメイドでこんなスペシャルケーキが!

飯田さんのお母様と妹さんが、この日のために作られたケーキです。「切るのが大変だから」というお客様のリクエストを聞き、取り分けやすく工夫されていました。

『瀬里家』はご家族それぞれの得意分野が生かされたカフェレストラン。
飯田さんが料理をつくり、花屋で働かれていた奥様が接客とグリーンインテリアを担当。そしてお母様と妹さんがパンやお菓子づくりをされています。
看板にある「Familia」はスペイン語で家族という意味をもちます。味や景色はもちろんですが、飯田さんご一家の作られるあたたかな雰囲気。ぜひ一度味わってみてください。


【おいでませ!山口】
●カフェレストラン瀬里家
創業20年を越える木造のあたたかみのあるレストラン。瀬戸内の絶景を眺めながら、毎日地元から仕入れる魚介を使った旬の料理が味わえる。今回ご紹介したパエリアは前日までの要予約(具材は季節によって変わります)。
住所/山口県熊毛郡上関町大字長島619-3
営業時間/平日9:30-19:00 土日祝日8:30-21:00 ※平日ディナーは要予約
TEL/0820-62-1177
HP/http://www.caferest-serika.com/

瀬戸内Finder編集部

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地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。   お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com

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