2020.11.20
アート

瀬戸内特集!のんびり過ごせるおすすめスポット7選

青い空と穏やかな海、古き良き町並み、絶景の露天風呂etc. 瀬戸内エリアはココロとカラダをリフレッシュさせるのにぴったりな場所。
瀬戸内ならではののんびりとした空気に癒やされる、おすすめのスポットを厳選しました。

 

①兵庫県|安藤建築にうっとり「淡路夢舞台」

淡路島で絶対行きたい! 安藤忠雄氏が設計したリゾート『淡路夢舞台』。
ダイナミックな斜面を利用して、ホテル『グランドニッコー淡路』をはじめ、壮大な回廊、展望テラスなど複数の施設が一体となって整備されており、その中を回遊すると、まるで迷路の中に足を踏み入れたかのような、冒険心をくすぐられる楽しい散策ができます。

山の斜面に沿って百個の花壇が階段状に連なる『百段苑』(見頃は春~秋。冬は土を休める期間です)をはじめ、コンクリートの壁と擦りガラスに囲まれた『山回廊』、海側に広がる『海回廊』、直径約32m、高さ約11mの円空間『円形フォーラム』、日時計が静かに時を告げる『楕円フォーラム』、自然光が浮かび上がらせる十字架が美しい『海の教会』など、ただ一つでも唯一無二の存在感を放つ安藤建築がギュギュッと建ち並んでいます。建築好き、アート好きにはなんともたまらない空間……! まさに夢舞台です。

淡路夢舞台は、隣接する『淡路島 国営明石海峡公園』や『奇跡の星の植物館』と併せると128haにもなる壮大な土地をひとつの庭園と見立てて、訪れる人がゆっくりと散策して楽しめる夢のステージとなっています。
まるで迷路に踏み込んだかのような、冒険心がくすぐられる『安藤忠雄ワールド』をぜひ散策してみてください!

淡路夢舞台
住所/兵庫県淡路市夢舞台2番地
入場料/無料(淡路島 国営明石海峡公園、奇跡の星の植物館は有料です)
http://www.yumebutai.co.jp/ando/

②岡山県|雅な夜の散歩「倉敷美観地区」

昔ながらの白壁の町並みが残る倉敷美観地区。新旧の粋なお店が軒を連ねており、そぞろ歩きが楽しい町の一つです。
昼間の賑わいももちろん楽しいけれど、しっとりとライトアップされた夜に出かけてみるのはいかがですか?

大原美術館やレトロな洋館がならぶ倉敷川周辺は、秋冬は21時、春夏は22時まで毎日夜間ライトアップされており、幻想的な景色に変わります。
倉敷川の水面にゆらめく柳並木のシルエットを眺めながら、静かに眠る町をのんびり歩く。気持ちのいい時間が流れていきます。
倉敷の密やかな夜を過ごすなら、ぜひ美観地区内に宿をとって。泊まらなければ味わえない、特別なひと時が待っています。

倉敷美観地区夜間景観照明
4月~9月(日没~22:00)
10月~3月(日没~21:00)
http://www.kurashiki-tabi.jp/see/201/

③広島県|迷子になりたい!尾道市「猫の細道」

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映画やドラマ、CMの舞台として有名な尾道。坂道が多いことでも知られる町ですが、ここにまるで違う世界へ迷い込んだかのような不思議な場所があります。
猫の細道』。観光名所の一つ、千光寺へ行くロープウェイ乗り場のすぐ側の艮神社(うしとら)の裏山に続く細い坂道のことをそう呼びます。
1997年に地元アーティスト・園山春ニ氏がスタートさせた空間プロジェクト『尾道イーハトーヴ』に延びる細道です。
道すがらに、なんとも福々しいお顔をした「福猫石」が数え切れないほど隠れています。

猫の細道の途中には、約3,000体もの招き猫が展示された『招き猫美術館』をはじめ、緑に囲まれたガーデンカフェやバーなど、宮沢賢治の物語を再現したかのようなスポットが点在しています。
複雑に入り組んだ坂道や階段は、歩けば歩くほど不思議な世界に迷い込んでいくかのよう。
賑やかな商店街や海岸通りも楽しいですが、坂道でぜひ迷子になってみてくださいね。

尾道イーハトーヴ
http://ihatov.in/ihatov/

④山口県|瀬戸内のハワイ「周防大島」

瀬戸内の人気観光地の一つ、山口県・周防大島(すおうおおしま)。明治時代から大正時代にかけて、周防大島から約5,400人にも及ぶ人々がハワイへ渡ったという歴史を持つことから「瀬戸内のハワイ」と呼ばれるようになりました。白い砂浜と透き通った海、海岸沿いにはヤシの木が植えられ、夏にはアロハシャツを着る人やフラガールを多く目にする、ハワイアンムードたっぷりの島です。

そんな周防大島は、いつ訪れてもリゾート気分が味わえるスポット。例えば空間ぜんぶがカラフル!なカフェ『POWER BEACH』はいつでも南国ムードたっぷり。大人の絶景カフェ『Re:seto(リセト)』は人気のテラス席が冬にはコタツになる(!)など、年中いつでもウエルカムムードです。一度訪れてしまえば、四季を通してなんども足を運びたくなっちゃいますよ!

周防大島|スオウオオシマドットコム
http://www.suouoshima.com

⑤徳島県|これぞクールジャパン!「藍染め体験」

徳島の伝統産業のひとつ『藍染め』。その深く鮮やかな色合いは「JAPAN BLUE」と呼ばれ、世界にも広く知られています。
藍色はまたの名を「勝色(かちいろ)」とも言い、サッカーの日本代表ユニフォームなどにも採用されている縁起の良い色。そんな藍染めのことを学ぶことができ、藍染め体験もできる施設が徳島県板野郡藍住町にある『藍の館(あいのやかた)』です。

受付にて、染める前の真っ白なハンカチを購入。他、バンダナやストールなども販売していますが、染める物は自分で持ち込んでもOK。Tシャツやジーンズなど、染められる物ならなんでもありです。
スタッフさんから藍染めの説明を受け、まずはどんな模様に染めるのかを決めます。そして、決めた模様に染まるように染めるものを包み、水で洗い流すと……完成! ニッポン・徳島らしいお土産づくりを体験してみませんか?

藍の館
住所/徳島県板野郡藍住町徳命字前須西172
電話/088-692-6317
開館時間/9:00〜17:00
休館日/火曜日(祝日の場合開館)、年末年始
入館料/大人300円、中高生200円、小学生150円
藍染め体験料/ハンカチ500円〜、持ち込みの場合は1g15円〜
http://www.town.aizumi.tokushima.jp/ainoyakata/

⑥香川県|アートな離島「粟島(あわしま)」

瀬戸内海に浮かぶ『粟島(あわしま)』は、人口200人ほどの小さな小さな離島。穏やかな港の風景が印象的な粟島は、実はアートな島でもあるんです。

日本初で最古の海員養成学校『粟島海洋記念館』、『漂流郵便局』に、海ほたるなどなど、見どころたっぷり。

粟島へは、香川県三豊市の須田港からフェリーで約10分で到着。港のある三豊市は近年、『父母ヶ浜』などのフォトジェニックスポットが満載な町として人気上昇中! 素敵なお宿もたくさんあるのでチェック。

粟島(あわしま)
三豊市観光交流局|ノスタルジーとアートが共存する島 粟島

⑦愛媛県|今だから行くべき「道後温泉」


(企画演出/NAKED Inc.)

愛媛県の観光地といえば道後温泉。そのシンボル的存在の『道後温泉本館』は、2019年1月から2024年末までの予定で保存修理工事中。
でもご安心を! 工事中でも入浴可能で、さらに今だからこその楽しみが満載。それが『道後REBORNプロジェクト』!
手塚治虫氏の代表作『火の鳥』の華麗な装飾でラッピングされた道後温泉本館は、眩しいほどの神々しさ……! 火の鳥を読んだことがある人なら、涙が流れるほど感動するかも。笑
毎日18:30〜21:30にはプロジェクションマッピング「FIREWORKS BY NAKED-火の鳥2020-」も上映され、美しいことこの上ありません。

館内も今だけ、男湯が女湯に。3階まである館内で前期工事期間中に利用できるのは1階『神の湯』だけ。ちなみに浴室の壁に貼られた『坊っちゃん泳ぐべからず』の木札は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中のエピソードにちなんだもので、女性がこれを見られるのは男湯を使える今だけですよ!

©️TEZUKA PRODUCTIONS

道後温泉本館
住所/愛媛県松山市道後湯之町5-6
電話/089-921-5141(道後温泉事務所)
営業時間/06:00〜23:00(札止22:30)
入浴料/12歳以上420円、2〜11歳160円
定休日/無休(12月に1回臨時休館あり)
https://dogo.jp
道後REBORN公式サイト https://dogoreborn.info

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瀬戸内Finder 編集部

地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。   お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com

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