STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」MVのロケ地は御手洗(みたらい)/広島県呉市 大崎下島

2020年9月2日発売、STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」
ミュージックビデオ(MV)はもうチェックしましたか?

今回のMVの撮影地は、広島県呉市の大崎下島(おおさきしもじま)。
その中でも、昔懐かしい町並みが残る【御手洗(みたらい)】という地区で撮影された、ノスタルジーあふれる映像に仕上がっています。

STU48 5thシングル「思い出せる恋をしよう」MVをチェック!

新し、懐かし。レトロ感たっぷりの御手洗地区

御手洗(みたらい)は、瀬戸内海・安芸灘とびしま海道が通る大崎下島の東部にある港町。広島駅から約2時間で訪れることができます。
この港町は江戸時代より風待ち・潮待ちの良港として知られ、北前船(きたまえぶね)の寄港地の一つとして栄えました。
御手洗のように、古い町並みが海に面して残っているのは全国的にも珍しいんです。

福山市・鞆の浦もそうですが、この御手洗エリアも瀬戸内の歴史の面影を色濃く宿しており、そのストーリーは日本遺産にも認定されています。そのストーリーは「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」と、ちょっとSTU48とは結びつかない勇ましいキャッチコピーですが 笑

未来のために大切に引き継いでいきたい貴重な港町、御手洗。
そんな町の風景と歴史を、少しだけご案内します!

とびしま海道と、潮待ちの港町、御手洗

安芸灘とびしま海道は、広島県呉市の川尻から始まり、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島などの安芸灘諸島を7つの橋で結ぶ海の道。
徐々に橋が造られ、2008年に全線が開通しました。
各島はそれぞれ風景や特色が違い、観光施設こそ少ないけれど、途中の素朴な島の風景がとても美しい海道です。

ずっと進んでいくと、海道の一番先にあるのが大崎下島です。
その大崎下島において、海上交通が盛んだった江戸時代に、潮待ちの港として栄えた港町が御手洗(みたらい)です。

かつて海の天候に左右されていた航海で、潮や風をみて出航するのに良いタイミングを港に滞在しながら待つことを「潮待ち」といいました。
瀬戸内海には、そんな潮待ち、風待ちの港がいくつもあります。

やがて海上交通が衰退して、鉄道や大きな道路が主要になり、そこから遠い港は賑わいを失くしていきます。
しかし御手洗は、最近まで船を使わないと行けなかったために、当時の繁栄を偲ばせるものが多く残っているのです。
そうした理由もあって、御手洗には古くは江戸時代から、そして大正、昭和の建物が並びます。

>とびしま海道と、潮待ちの港町、御手洗/大崎下島(広島県)

MVを見ながら解説!御手洗の町

曲のタイトル「思い出せる恋をしよう」が現れるこのシーン。こちらが、大崎下島の御手洗地区です。
この周辺は「重要伝統的建造物群保存地区 呉市豊(ゆたか)町御手洗」で、「御手洗の町並み」といえばこのエリアを指します。

中ほどに見えるライトブルーの洋館風の建物は旧『越智醫院(おちいいん)』。大正時代の築といわれており、映画やCM、アニメの舞台として何度も選ばれている、大崎下島のシンボル的存在です。
実はこちらの建物、現在は『ゲストハウス醫(くすし)』として再生されており、何と宿泊できるんですよ〜! 大崎下島めぐりの拠点にぴったりです。

奥に見える橋は、7本の橋で結ばれたとびしま海道のラスト3本、向かって右側の島はとびしま海道の東端・岡村島。
ちなみに、この直前のシーンで学生時代のメンバー/現在のメンバー(の設定)が歩いているのはこの海岸です。過去より今の方が少しだけ“前に進んでいる”のはさすが……! 瀬戸内らしい多島美が印象的なワンシーンです。


▲田口玲佳さん、川又あん奈さん、吉田彩良さん、吉崎凜子さん


▲福田朱里さん、中村 舞さん、沖 侑果さん、門脇実優菜さん


▲『ゲストハウス醫(くすし)』
 

バスに乗って御手洗の町へ

バスに乗って御手洗の町に到着した4人。先ほども「ライトブルーの建物」と紹介しましたが、こちらはまた別の建物。御手洗にはなぜかライトブルーの外壁の木造建築が多いのです。この後も出てきます。

そして一つ……バスは御手洗の手前にある小さな橋を渡っていますが、向かって左から右に走っていますよね。このバスは南東→北西に走っており、実は御手洗の方向とは真逆(笑)。わざわざ逆方面で、しかも海側から撮影するとは(カメラの真下は完全に海のはず)、クリエイティブチームのセンスがギラリと光ります。
 

御手洗の町並みを散策!


▲田中皓子さん、石田千穂さん、今村美月さん(キャプテン)、薮下 楓さん


▲川又優菜さん、渡辺菜月さん、池田裕楽さん、今泉美利愛さん、中廣弥生さん(後姿)


▲矢野帆夏さん、森下舞羽さん、榊 美優さん、谷口茉妃菜さん

まるでタイムスリップしたような町並みを歩くメンバー。現在のシーンでは『御手洗昭和館』という実在するスポットで登場しますが、学生時代シーンでは『みたらい雑貨店』となっています。芸が細かい! ほんと映画のようです。

ちなみに『御手洗昭和館』はその名の通り昭和の薫りがムンムンの小さな展示館です。その中にはポップな昭和グッズがいっぱい! テンション爆上げ間違いなしです。若い世代なら超新鮮、大人世代なら「懐かしい……」とホロリしてしまう場所ですよ。


▲立仙百佳さん、清水紗良さん、内海里音さん、原田清花さん(後姿)

さて、またまたライトブルーの建物が出てきました。御手洗レトロスポットの代表格である町の理髪店です。
赤・白・青のサインポール、そして隣に赤ポストなんて奇跡かってくらいキャッチー! ここでの記念撮影は絶対ですね。
 

サビは『呉港』と『歴史の見える丘公園』


▲サビ:1期生・ドラフト3期生ver.


▲サビ:2期研究生ver.

既にお気づきだと思いますが、STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」は1期生・ドラフト3期生21名と2期研究生23名のメンバーがまるっと入れ替わるスペシャルバージョン。
明るく爽やか、でも少し切なく歌い上げるサビのダンスシーンは2パターンあるのです。
1期生・ドラフト3期生ver.のサビは雨あがりの『呉港』、2期研究生ver.は『歴史の見える丘公園』で撮影されました。ラベンダーカラーのドレスが可愛い♡

『歴史の見える丘公園』は大崎下島・御手洗地区を見渡す高台にある展望台で、実際に上ることができますよ。そして絶景です。


▲大崎下島『歴史の見える丘公園』から眺める多島美
 

感動のラストシーンは『千砂子波止の高灯籠』


▲立仙百佳さん、清水紗良さん

MVをラストまで見た方は十分ご存じかと思いますが、今回のビデオはストーリー仕立て。まるで一本のショートムービーを見ているかのような切ない物語に、思わず泣きそうになるほどです。感情移入して見ると本気で泣けます……。
ラストシーンが撮影されたのは、御手洗を代表する景観の一つとして有名な『石の太鼓橋』の向こう側にある『千砂子波止(ちさごはと)』

実はこの手前に、大崎下島のシンボル(いくつもあってすみません)である『高灯籠(たかとうろう)』がもうひとつ建っています。この高灯籠は江戸時代の1832年に建造され、元は千砂子波止の突端に立っていましたが、1884年の大高潮で崩れてしまい、一部補修されて現在の場所に移転されたといわれています。

現在の千砂子波止に建つのは、この高灯籠の姿を模した新しい灯台。つまり3基目です。港には灯籠はつきもの。町の人々の愛によって、このように長い間ずっと愛され続けているのですね。

>安芸灘とびしま海道の大崎下島で古い町並み散策!御手洗その2/恵美須神社・高灯籠・船宿カフェ若長(広島県呉市)

大崎下島・御手洗でタイムスリップしよう!

いかがでしたか?
大崎下島・御手洗は、まるで町自体が建物博物館のよう。今も現役で使われているもの・営業しているお店・場所が多いというのも強烈な魅力を放つ町です。

STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」を聴きながら、メンバーが歩いたその道を、故郷を思わせる美しい風景を、そして忘れられない恋を思い出してみませんか。

瀬戸内Finderフォトライター 塚本 明日香


STU48とは?

国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」に渡って活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユーフォーティエイト)と命名される。瀬戸内の7県を順にまわる瀬戸内7県周遊握手会『せとうちめぐり』を行なったり、瀬戸内を主として船上劇場というスタイルで、歌とダンス・トークから構成される公演を開催したりと、新タイプの地元密着型アイドル。

STU48|オフィシャルサイト
https://www.stu48.com

STU48 5thシングル「思い出せる恋をしよう」


▲価格:¥1,045+税/形態:CD

2020年9月2日(水)発売
価格:各¥1,591+税/形態:CD+DVD
[初回限定盤] スペシャルプレゼント応募券封入
[通常盤] 生写真 1種 ランダム封入

https://www.stu48.com/feature/5th_single

今作は“1期生・ドラフト3期生歌唱ver.”と“2期研究生歌唱ver.”、同じ表題曲をそれぞれのバージョンでレコーディング、そしてMVを制作。
“1期生・ドラフト3期生歌唱ver.”は「現在」、“2期研究生歌唱ver.”は「過去」の世界、そのふたつを掛け合わせた“Mix ver.”では時代は異なれど同じ場所で同じ動きといったシンクロが過去の青春の甘酸っぱい儚さを、現在の主人公に思い出させ、どこか物憂げな表情をさせています。
恋愛というものは、ただ愛おしい、ただ楽しいというだけのものではなく、人の成長にとって大切なものであるということを思い出させてくれるMVです。

ドラマシーンの舞台となったのは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている、広島県呉市豊町の江戸時代から昭和初期の町並みが今でも残る“御手洗町並み保存地区”。御手洗のノスタルジックな風景が作品にさらに深みを与えています。

それぞれのメインキャストは1期生 瀧野由美子、2期研究生 立仙百佳。瀧野はSTU48シングル5作連続の不動のセンター、立仙はAKB48 チーム8 立仙愛理を姉に持つ高知県出身15歳、初センターです。

-プレスリリースより

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この記事を取材したフォトライター

塚本 明日香

塚本 明日香

広島県尾道市生まれ。 地元誌の編集を10年間経験したのち、現在は瀬戸内エリアの編集者・ライターとして活動中。愛用カメラはNikon D610。 キャンプ、釣りなどのアウトドアが好き。体を動かすのが大好きで、常に動き回っている。 趣味は演劇。いま一番欲しいものは二輪の免許。

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